今年2月にゆっくりばこで開催された『はじめてのコンポスト講座』
なつきがまだ0歳のころに知り合ったのでもう15年以上前からの友人、ゆみさんが、最近ではこのコンポストに魅せられ、元気いっぱい普及活動に取り組まれているのを知り、『ゆっくりばこ』でコンポスト講座を開いてもらったのを機に、わが家もコンポスト生活をスタートしました。グレーのフェルトのバッグが手軽で、おしゃれで、その上、生ごみを堆肥化し、美味しいお野菜をつくって、栄養を循環させる。そんな取り組みです。詳しくはこちら。
個人的には週に2度、なんとなく罪悪感も伴いつつ、大きなゴミ袋を持ってゴミ収集場へ持っていくのを、生ごみ減ったらずいぶん違ってくるのでは?
というのがやってみようと思えたきっかけの一つ。
あとは、発酵とか微生物とか、もともと興味ある世界だったのと、
ずいぶん前に取り組んで大失敗(コワくて蓋を開けられずに捨てた!)したコンポストの苦い思い出を払拭したくて、トライしてみることに。
3か月経ち、うちのコンポスト、いい感じです。ホクホクと湯気のあがる日があったり、音沙汰なしの日があったり、バッグの中に微生物がたくさん活動しているのを感じます。20キロを目途に生ごみを投入後はしばらく熟成期間に入ります。現在、はじめての熟成期間中。
そしてこのコンポストの創始者たいらさんが泉北に来られるということで、バッグ抱えて行ってきました『泉北ラボ』(こちらも非常に興味深いとりくみ満載な場所でした。)
コンポスト×コミュニティガーデン×コミュニティ。それぞれのトップランナーによる座談会のあとは、同じテーブルに座った方との語らいの時間もあり、こういう会に参加するのは久しぶり。楽しく参加させていただきました。最後に、持ち寄ったコンポストバッグの中身を見せあいっこ。たいらさんに、
『うん、上手にできてる!もう畑に撒いて大丈夫!!』とほめてもらって、ご機嫌で帰ってきました。
持続可能な栄養循環とか、
食べ物が人の存在そのものを左右するとか、
半径2キロ圏内での小さな循環とか、
人は人の中でしか成長できないとか、
全力で楽しむことで人が集うとか、
日常に直にリンクすることばもたくさん。何より、人と出会って、元はじぶんちの生ごみだったコンポストバッグをあけて見せあいっことか、なかなかない機会で、こういう、自分がピンとくる場にはどんどん出て行こうと思った昼下がりでした。
帰宅してさっそく、たい肥を畑に。今日は雨も降ったし、わが家の栄養がじわーっと大地に浸透していくイメージを抱きつつ!