4度目の事務所登録更新

MUKの事務所登録更新をしました。

新規で事務所登録をしたのが2004年4月。

そこから5年に一度、更新時期がやってきます。登録番号の前にカタカナの(イ)とか(ロ)とかがつきます。新規のときは(イ)でした。そこから5年ごとにイ・ロ・ハ・二・・・と変わっていくのですが、今回、4度目の更新ということで(ホ)がつきました。

事務所登録をしてMUKをスタートして20年が経ったことになります。

この間、家族が増えたり、別れがあったり、仕事場が自宅から古民家『ゆっくりばこ』に変わったり。

開業後に生まれた長女が高校3年生になり、次女はこの春、高校進学で大阪を離れました。いつまでも小さくかわいい存在だった三女も、小6になり、ちょっと難しいお年頃です。

そんな20年もの間、変わることなく、『木の家づくり』に携わることができていること、”ありがたい”の一言に尽きます。

これまでにそれぞれの経緯でご縁がつながり、家づくりご一緒させていただいた住まい手さん。

設計&施工のパートナーである相方 西とともにわいわい言いながら打合せを重ね、それぞれの住まい手さんのストーリーをともに紡いでいく家づくり。楽しい打合せでした!!と、言っていただく機会が、この数年、増えてきました。

現場でお世話になる職人さん、業者さん、みなさんほぼいつもの顔ぶれで、

この数年、かなりの頻度でお世話になっている大工棟梁のTさんなどは、住まい手さんもすぐにファンになってしまう技術&心遣い&独自のキャラクターをお持ちで、そんな気の置けないひとたちと、同じ方向を向いて取り組む家づくりを地道に続けているのが、MUKの近況です。

『性能のよい木の家』を実現するための温熱計画も、関西ではこのくらいがちょうどよいだろうの勘所もわかり、特に求められなくても「あたりまえのこと」として計画に取り入れています。(このくらい、と書きましたが、ざっくりした話ではなくもちろん、数値でご提示しています)一番最初に高断熱高気密の世界に引っ張ってくださったのは、実は実現しなかったプロジェクトの施主さんでした。ほろ苦い思い出は残りますが、その苦さがあってのいまなので、お会いすることがあれば感謝を伝えたいですね。悔しさを力に、勉強を重ねた結果のひとつとして、エコハウス大賞の優秀賞をいただいたことで、その悔しさも精算され、次へ向かう力となりました。

たくさんの、本当にたくさんの情報の中から、ご自身の「大切にしたいこと」を選択し、家づくりに向かわれる住まい手さんにとってのよき伴奏者でありながら、21年目もまだまだ精進していきたいと思います。

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カテゴリー: ETC

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